八月二十七日

「三太」というフリー・ペーパーがある。同人は杉本拓、吉村光弘、角田俊也の三人で、彼らを中心にハードコアな音楽論考が毎回繰り広げられているアジテーション・ゲリラ出版物であり、実験音楽の現在に興味がある人はなにはともあれ必読なものだが、今月無事三号が刊行された記念に明大前キッド・アイラックで座談会が開かれた。で、その司会、進行役として出席。きわめてマジメな顔をして、まずは三太内容のまとめから入ったんだけど、情報量の多さを上手くこなしきれず、たどたどしい司会に……。どうもマジに解説しようとすると言葉選びに慎重になりすぎるようで、ダメだなあ。ゲストの大友さんが色々と話を進めてくれたので非常に助かった。質疑応答含めて四時間あまり。個人的には各人の話を聞いているうちに色々と考えがまとまったが、その場では上手く言えなかったなあ。打ち上げは相変わらず馬鹿話ばかり。