・音の修正をすませて、タクシーで会場に
・DURLSTON CASTLE内の、GLOBE MONUMENTがある広場
・ということだったのが、これが! ジュラ紀の断崖絶壁から360度海を見下ろす自然公園のどんづきで
・アクティング・エリアはかなりの急勾配。上から見ると目の前にどかーんと海と空がひろがっており、これはものすごい場所での公演である
・この日は天気も良かったのでまさに絶景。眺めにトリミングがないのはいいですね。
・しばし海を眺めて世界の行く末に思いをはせる(嘘)
・ぼちぼち仕込み進行中。とりあえず公園と施設を散歩しながら待機
・何気なく紫蘇みたいな葉っぱを手でちぎろうとしたら、これが見た目とちがって凶悪な硬さで、びっしり生えている細かい棘が刺さってすげー痛かった
・こちらの植物はみな頑丈なので注意
・書き忘れていましたが、今回のパフォーマンス。照明は藤本さん。テクニカルと舞台監督に遠藤さん
・どちらも世界を股にかけて仕事をされているベテラン。共通の友人はたくさんいるけど、ご一緒するのはほぼ初めて。磐石の布陣で安心感ハンパない。
・遠藤さん、くわえタバコでモニュメントの上に土足で足をかけながらガシガシ照明を組んでゆく
・レンタルのスピーカー、なんとFanktion One!だった。最高
・ちなみにDOMMUNEにあるのと同じやつです。音出すの楽しみ
・だんだん藤本さんのLED照明を配置するセットが組みあがってゆく
・が、それにつれて陽も落ちてゆき急速に外気の温度が低下してゆく
・寒暖差やばい。冬物のウィンドブレーカー持ってきてよかった
・すでに22:00をまわり、暗闇のなかでとりあえずのサウンド・チェックだけして今日は終了。キム・ジハの「五賊」を読みながら就寝。
・そして起床。朝イチで現場入りするテクニカル・チームに仮固めした全編通しのwavファイルを渡して、朝食
・トルコ式コーヒーの淹れ方を教わる。粉入れて熱湯を注いで漉しながら飲むの
・ネットにつながったのでメール・チェックその他いろいろと事務連絡
・むむ。どうやら帰国したら、成田空港からそのままSTスポットに行って「モラトリアム」の作業をしなくてはならんようだー
・時間あるので、なんとなく帰国後用の音のファイルを組み立てたり解いたり
・リヴィングの本棚をぼんやり見てたら、SAUL BASSの仕事をまとめた大型本を発見
・大谷的トラウマNO.1映画タイトル・ロール「サイコ」のグラフィック・デザイナーです。大好き
・奥付みたら2011年刊行で、これは知らんかった。帰ったら注文しよう
・12時過ぎから歩いて町に出てみる。ビーチ沿いに10分くらいでパブとかあるブロックに到着。お土産屋さん多し
・はずれにある、海に面した半分屋台的なレストランで、オイスター×3、白ワイン。うまい。おかわりとか海老のカクテルでCAVAとか、地元のエールを1パイントとカニゆでたのにソースつけたのとか羊のアバラ肉を香草で焼いたやつで赤ワインとか、いろいろ欲しくなるが我慢して会場に
・ファンクション・ワンで音を頭から最後まで流してみる
・抜け最強にいい。遮蔽物が隣の大陸までないから当然か。とは言え、唖然とするくらいハイファイで、持ち込んだヘッドフォンより音いいかも。低音もばっちり
・途端にこのシステムでプレイしたくなる音楽&ライブが無数に浮かんでくる。が、今回は自分の音だけしか持ってきてないんだよねー。失敗した。もったいない。
・湯浅譲二先生の「ホワイト・ノイズによるエセンプラティック」(略称:ホワノイのプロエセ)なんか鳴らしたら最高だっただろうな。あと、メルツバウとか。
・高音フィードバックの音域が抜けが良すぎて分離してしまっている。耳にキツイのでそのトラックの音量を下げるなど微調整を一時間ほど
・いや、かなりいい感じです
・本番定刻まで待ってゲネプロ開始
・20:30スタート予定なのですが、この時間になっても陽が沈みきってくれず、藤本さんのLED照明が見えにくい。うーん。もうちょっと開始遅らせればいいんだけど、それもむつかしいのかな
・無事通し終了。ダンサーの踊る場所が広がった分の時間を修正
・宿に戻って就寝。吉本隆明の「最後の親鸞」を読みながら寝てしまう
・絶対他力本願とは何か。パウロの話を思い出したり
・最後の隆明は、どんな感じだったのかな
・PC業界は惜しい人を亡くしましたねー。冥福を祈りましょう
・スティーヴン・成仏
・なんちて