BAYとSOFTBANKのオープン戦を見にいったわけですが。
いかにもな乱打戦で、終った頃には脱水症状気味でした。
さて、今週金曜から新しい企画がはじまります。東海地方限定です。題して、
連続レクチャー「二〇世紀の歌と抽象 –ポピュラー・ミュージックと『ジャズ』」
http://www.parlwr.net/2008/03/post_c674.html
第一回目 2008年3月21日(金) 「I Loves You , Porgy」
第二回目 2008年4月18日(金) 「White Christmas」
第三回目 2008年6月13日(金) 「Just One of Those Thing」
第四回目 2008年7月18日(金) 「My favorite Things」
☆20世紀はとにかく人間がミュージックに首ったけだった世紀でした。音楽の女神にこんなにカジュアルに、しかも毎朝毎晩、甘えまくって過ごした時代は歴史上はじめてだったんじゃないでしょうか? レコードっていう発明品を貢ぐことによって、もしかすると彼女の方も、少しはこちらを振り向いてくれている時間を長くしてくれたのかもしれません。
そんな二〇世紀の音楽の中で、もっとも多くの人々を熱狂させ、それを唄うことによって国民が自身の国をあらたにユナイトした、二〇世紀前半のアメリカン・ポピュラー・ミュージックの魅力と、そのポップ・ソングを「抽象化」することによって、さらなる音楽的領域を切り開いた「ジャズ」という音楽とについて、毎回ある作曲家のある一曲を取り上げる形で勉強していきたいと思います。第一回目はジョージ・ガーシュインの「I Loves You , Porgy」です。
ロシアからの移民の二世である、ユダヤ系アメリカ人が作った、アメリカ黒人の僻村を舞台にした、ヨーロッパ音楽の最高峰である「オペラ」――『ポーギーとベス』の中からの一曲です。多くのジャズメンに愛されたこの曲を、多くの音源を聴きながら、さまざまな角度で切ってみたいと思います。講義前に、大谷のサックス・ソロ・ミニライブもあります。よろしくお願い致します。
各回 19時より
入場料 予約1800円 当日2000円
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というわけで、今期の仕事はじめは、長年来のテーマに正面から取り組むものになります。
是非よろしく! サックス忘れないようにしないと・・・。