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■2012年3月1日(木)@横浜・黄金町視聴室その2
○大谷能生MJQT(大谷能生as,吉田隆一bs,坂口光央key)
○三輪二郎(vo/guitar)
開場:19:00 / 開演:19:30
■料金:予約 1,500円+1drink(500円) / 当日 2,000円+1drink(500円)
http://cafe.taf.co.jp/live/index.html
「モダン・ジャズ・カルテットの曲をトリオで演奏する」「エリック・ドルフィーとフィリップ・K・ディックはどちらも50年代西海岸文化」「ヴァン・ダイク・パークスがチャールス・ミンガスのナンバーをレパートリーにしていたら」「アルバムはホテルのスウィート・ルームにマイク立てて録音」……などなど、大谷能生の妄想を演奏するバンドMJQTがアルバム製作を視野に再始動。今回の競演/競演はハマのシンガー・ソングライター三輪二郎。ミニマル・ストレンジ・ウェストコースト・ジャズをお楽しみください。
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つーわけで自分のバンド再始動させます。とりあえず今年中はほぼマンスリーでライブ入れること決定でがんばります。
明後日3/1のライブのお品書きをめずらしく書いてみよう。あくまで予定ですが。
●「つぎの岩につづく」
オリジナル新曲。地層のようなリズムのレイヤー感を目指した結果、キーボードが右手と左手でずっと同時に4/4と6/8のパターンを弾かされることになってしまった曲。12小節ループと尺はミニマルだが各人の難易度は以外と高い。
●「Palo Alto」
リー・コニッツ作曲物シリーズ。アレンジのお手本はジミー・ジェフリーのヴァージョン。テーマがカクカクしたモジュレーションで動くなか、メロのところどころにフェルマータが付くという構造。
●「目を閉じて視覚化せよ」
オリジナル新曲。というか、「ヒッチコック劇場のテーマ」。ハモンドB2音色をどれだけイギリスのテレビ風に鳴らせるかがポイントになる、ような気がする。途中ドタバタをはさんであっさりかつ不条理に終わりたいところ。
●「ファイヴ」
ビル・エヴァンスのオリジナル。基本リズムチェンジなんだが、テーマの譜割が八分裏、四拍五連、二拍三連の四つ取り、と来て、Bの部分が(8分+16分音符の4固まり)×5+最後に一拍休み。(しかもスケールはコンディミ)。というシステマティック極悪曲。エヴァンスにこんなこというのもなんだけど、すげーよく出来てる曲。けどYOUTUBEとかで見比べると、最初に録音した『ニュー・ジャズ・コンセプション』以外はけっこうリットして流したりとか、適当につじつま合わせてやってる模様。ドラムレス・トリオなので崩壊前提でやっております。
●「香水 (ver.2)」
オリジナル曲。アルトとバリトンならエリントンもやりたいということで、ホッジスとカーネイの活躍を意識してバラードを書いてみました。結構うまくコードワークとか擬態出来たと思ってます。ところがここに最近はドルフィーの「The Baron」がソロとしてインサートされるというアレンジに…。
●「Blue in Green in Yellow」
タイトルのまんま。「Blue in Green」をアレンジして。
●「Luluby of BirdLand」
ジョージ・シアリング作曲の超有名曲を、シアリングのあまり知られていないヴァージョンのアレンジで。ラテンなんで途中キメが一杯あるという、われわれにとってはめずらしいレパートリー。
●「Line for Lions」
ジェリー・マリガン曲。2ホーンが最初から軽く絡みまくる感じでやってます。
あと、まあ時間あればもう何曲か。間に合えば三輪二郎くんとも1,2曲セッションできればと。いずれにせよ久々なので馴らし運転モードでぼへらーっとやらせていただきます。
では、3・1に、黄金町視聴室2でお待ちしております。予約すると¥1500だから安いよ!