覚書・8/17

5日目! もしかして大分このあたりで朦朧としてきているかもしれません朝の部は「虹の彼方に」「イッツ・オンリー・ア・ペーパームーン」「スリーピング・ビー」「噛むレイン・オア・カム社員」(←まちがい「カムレイン・オア・カムシャイン」)「ゲット・ハッピー」「ストーミー・ウェザー」…など、空で書いてもバンバン好きな曲が出てくるハロルド・アレン。小粋というか、軽くひねりのきいたいい曲が多いんですよ。演奏しがいがある。練習しときます。
昼の部は「美術としての音楽/音楽としての美術」ということで、なんだか最近日本でも企画の多い? サウンド・アートというものについて、ICCの畠中実さんと、現在アサヒ・アート・プロジェクトでグロウ・アップ・プログラムを継続中の蓮沼執太くんをおよびして、その概念、歴史、可能性についてトークしてみようかと。トークの土台に、畠中さんがキュレートした二つの展覧会の内容を据えます。ひとつは2000年におこなわれた「サウンド・アート――音というメディア」展。もうひとつは、2003年の「サウンディング・スペース」展です。もうかなり前の展示会なわけですが、特に前者の内容は、ぼくが経験した「サウンド・アート」の美術館体験のなかでもとびぬけて素晴らしいもので、しかーし、この二つの展示のあいだには、音によって何をするのか? という姿勢に対して、根本的なところで断層があるようにずっと思っていました。そのあたりを当人に直接追及してみたい。ざっくり美術史から見た「サウンド・アート」の通史レクチャーもあるので、この手の作品に興味のある人はよろしくです。ああ、これも資料まとめないと…。
夜! は、2010~2011年のあいだに、毎月最終日曜日の昼に江古田のフライング・ティーポットで開催していた自主企画「康・大谷 Monthly Sunday Afternoon Session」を久しぶりにやろう、ということで、石川高さんと中村としまるさんをゲストに迎えて、完全即興による非・音楽と音楽のせめぎ合いをライブします。昼夜続けて見ることをこの日はお勧めしたいなあと。