一月からはじめてきた「週刊大谷能生の仕事部屋」@黄金町試聴室2シリーズ、次回は一日早回しで5/2(月)、お題は「プリンスさんと私」です。地元のYOU&愛で面出しされてた「LOVESEXY」のジャケをいきなり見たときの衝撃といったら…。いつまでたっても良識的な人たちからは顰蹙かうような(あるいは鼻で笑われるような)状態でありたいものだ。
「仕事部屋」シリーズ、ここまでの内容をメモしておきます。今年はいろいろあるんで、一年やったら小説にでもしようかな。
■第1回(1/5)「しごとはじめ2016」
栄えある初回は鋭意執筆中の『ニッポンの音楽批評』(仮・今年後半には出版予定)の冒頭部分を解説・プロジェクションしながら書き進める作業。人前で原稿書くのって以外と平気ですね。思考のプロセスを文章に固めてゆくのを見せるライブ。結局1000wくらいしか進まなかったような…。
■第2回(1/12/)「三沢洋紀とおうたのれんしゅうvol.1」
「弾き語り」という、まったくこれまで縁のなかった、出来る気がしないスタイルにチャレンジして、一年後にはライブ&アルバム・デビューを目指す企画。指導役に三沢さん。歌本を持って行ってあーだこうだと好きな曲を歌ってみるが、どうにもピンとこないまま終了。どうやらピアノでトライしたのがまずかった模様で、ここから試行錯誤がしばらくつづく。
■第3回(1/19)「マーライオンと崖から落ちてみるvol.1」
今年から新社会人となるマーライオンくんに毎回無理難題を突きつけて成長を図るという企画。獅子は我が子を千尋の谷に落とすという話からはじめたが、マーライオンはライオンではないのだった。初回は日本語ラップのクラシック『証言』完コピを目指す!
■第4回(1/26)「仕方ないからSMAPの話をしようよ」
解散問題で揺れるSMAPについて、ガンガン音源を聴いたりDVD見たりしながらトーク。1999ツアーの様子と、シブがき隊の解隊コンサート笑がヒットしていました。客席からも意見が百出。「SMAPを幸せに解散させるのは原発を廃炉にするのと同じくらい難しい(が、だからこそやらなくてはならない)」という名言が出ました。
■第5回(2/3)「星羊社いせたろうさんたちを迎えて四方山話」
『横浜市民酒場、グルリと』が絶賛発売中の小規模出版社・星羊社さんスタッフをお迎えして、本の出版のその後をお聞きしました。この本に大谷も「永楽町のころ」というエッセイを書いています。書かせていただいてます。
■第6回(2/9) 「三沢洋紀とおうたのれんしゅうvol.2」
いろいろ考えた末、ちょっと前に買ったウクレレ・サイズのゴム弦ベースを弾きながら歌ってみることに。「夢の途中」とか「精霊流し」とか「わかれうた」とか「乾杯」とか「贈る言葉」とかそういった曲をかたっぱしからやってみた結果、「いがいとこれはいけるかも」ということになり、ベース弾き語りスタイルがこれから模索されることになる。
■第7回(2/16)「idevian crew 新作公演用音楽の制作」
3月におこなわれたダンス・カンパニー、イデビアン・クルーの新作の音楽を担当することになっていたので、まだ仕上がっていない曲をサックス・ダビングで作ってゆく作業をここで。(結局ここで作った曲はボツ)。
■第8回(2/23)「マーライオンと崖から落ちてみるvol.2」
「SAXを吹いてみよう!」ということで、サックス演奏にトライ。ゲストに姫乃たまさん(マー君の友人だそうで)登場していただき、マー君アルト、姫乃さんソプラノを持ち方から指導。二人ともさすがにスジが良くて、二時間でスケールが一応吹けるところまで成長しました! 最後はマイルスLIVE=EVIL中のトラックをカラオケにして二人で大熱演。やったー!
…やはり長くなりそうなので、続きは明後日とかにします。仕事せねんば…。
告知!
4/30@神保町試聴室
■家口成樹(PARA)×大谷能生
■千葉広樹solo
■ermhoi
18:30open/19:00start
charge ¥2500(1drink+snack付)
http://shicho.org/2016/04/1event160430/
PARAで前日FEVERに出演の家口さんとDUO。何げに年一回くらいのペースで(前回は2014の11月京都)やってるこのDUO、すごい毎回おもしろくなるので楽しみです。現在形のエレクトロニクス音楽に興味あるかた是非とも見に来てください! 東工大生は来たら出席五回分あげます。
ねこかたまりとブラシ
たけのこをかぐみ
3/8 「週刊大谷能生の仕事部屋vol.10:三沢洋紀とおうたのれんしゅう3」