「開校記念日でお休みですよ」という連絡がいま入りました。あぶないあぶない。
もちろん講義もありません。というわけでその日は月島で! お会いしましょう
三田から見える立派な東京タワー↓ これ、子供のころから見てた人がもう60代なのよね。
行きはぷらっとこだま。という乗り物で行き、帰りはムーンライトながら。というもので帰ってきました。「こだま」の次に速いのが「ひかり」で、その次に速いのが「のぞみ」。だということですが、いまだにこの順番に得心いかない。光速より速いもの。それは人の希望である。ということなのだろうか。セッションの後に連れて行ってもらったトクゾー近所のEXITというジャズバーの食事が美味しく、当然ながら名古屋にも美味しいものがあると確認した次第です。スピーカーが下北沢のマチコと同じ?だった。
帰ってきて寝て、サイン会大会。SDXのフェスには顔も出せず・・・。今日のONJOも間に合わず・・・。
そんなこんなですが、23~25まで渾身の3DAYS企画をご用意しております。
大谷能生&木村覚 プロデュース連続企画
『DIRECT CONTACT VOL.1』
OPEN 19:30 START 20:00
Charge 2,000
Who’ NEXT展という新人公募展の開催中に、なにかイベントをやってもらえませんか? という依頼を受けて、美学・ダンス批評の木村覚(VECTORS)と一緒に企画しましたよ。私が依頼したのは、杉本拓、宇波拓、大蔵雅彦らによって2年にわたってさりげなく、しかし堅実に、みなさんを呆れさせるようなとんでもない方向に煮詰められてきた「室内楽コンサート」シリーズの再演・新作上演会。記譜作品を演奏するコンサートなのですが、しかーし、過去のイヴェント作品やパフォーマンス作品とは明らかに一線を画する、これは何なんですか?????? と思うこと必至の生々しい体験を得ることが出来る貴重なシリーズをまとめて!!! その真価をここにドロップ。2008年のいましかありえんライブです。そして対バンは、なんと、コンテンポラリー・ダンス界から神村恵!!! トヨタ・コレオグラフィー・アワードが19日に審査あったらしいがどうなったかしらん。
いろいろアーティストをクロスさせて今後も続けていきたいので(自薦他薦募集)、一回でもいいので見に来て頂けると嬉しいです。入りが悪いと続けられないのでなー。
サイン&トーク・イベントも盛況でした。ありがとうございました。
明日は慶応!
二日間、名古屋でお世話になります。新栄cafe parlwr。近辺の方、よろしゅう~。
名古屋は「名古屋」なんでしょうが、いまだに「中京」とか「東海」とか「三河」とかの区別が付きません。実はヨコハマから行くけど「from 東京」みたいな。
4/17(木)cafe parlwr tel:052-262-3629
open 19:00 start 19:30 \1,800 + order
〒460-0007 名古屋市中区新栄2-2-19
http://www.parlwr.net
大谷能生(sax) from東京 セッション
平尾義之(sax) 長坂均(tp) 渓(g) 杉山耕二(g) 後藤朋子(pf)
一瀬大悟(b)
4月18日(金)cafe parlwr tel:052-262-3629
19時より 入場料 予約1800円 当日2000円
「二〇世紀の歌と抽象」第二回:「White Christmas、アーヴィング・バーリン」
本日渋谷uplink Factory にて、「大谷能生のフランス革命・後夜祭」と題したイベントがおこなわれまする。わたくしと門松くんと二人で、イベントの映像などを流しながらいろいろと話す予定です。本編に参加していただいたゲストの方の多くから、「仕事あるけど、行けたら行きます~」的な返事をいただいておりますので、なかなかにぎやかな感じになる予定です。ご興味あるかたは是非に。オマケも力入ってるみたいです。くわしくは門松webにて!
http://d.hatena.ne.jp/note103/
よろしく
いい感じの春雨ですな。
慶応初日は互いの板書の文字を褒め合い、おでんの絵を書くことで終りました。なんだか300人近く来ていたのですが、できればその半分、いや、ほんとうは30人くらいになって欲しい。エイゼンシュテインの全集読むだけで一年とか楽しそう。
イベント続きます。詳しくは「スケジュール」欄で。ワタシが忘れていたり、内緒にしていたりしたイベントさえも、最強サーチ・エンジン・システムによってたちどころに発見&更新してくださるsite staffのABさん、いつもありがとうございます。4/12に八丁堀でトリオでライブ。4/14にuplinkで「フランス革命後夜祭」(←ゲスト多数?)です。どちらもヨロシクお願いします。
あ、あと、4月OPENのこちらに、月イチほどのペースで書評を書くことになりました。
「The Songs in Key of Z」について書きましたが、日本で買える場所がみつからなくて?リンクが原著になってます。出版のmapさんにメールしたけど返信なくて、Oダさんなぎ食堂で忙しいんでしょうか? もしこちら見られましたらご一報いただけると。
(画像はフランス革命プロフ用に撮った証明写真。ファイル開いてたら出てきた)
今年の桜は見時が長かったですね。6日にすべりこみで最後のお花見に行ってきました。いつものメンツで。暖かくて良かった。
「新潮」5月号、書店に並んでおります。インフォ・ページから新潮サイトで情報見られますのでよろしく。この原稿、実は2002年(2001年かな?)くらいには、もうほぼこれと同じ形で完成していたのですが、その後どこも引き取り手がなく(エリントンの話なんて誰も興味なかった)、ずーっと「保留」のハンコが押されたまま買い手を待っていたのでした。このタイミングで世に出すことが出来て嬉しいですよ。自分の好きなものしか出てこないので、自分は読んでて楽しいんですがね。どうでしょうかね。感想いただけると(コンタクトからメールで)嬉しいです。
明日から慶応三田校舎で菊地さんと久々に通年で先生やりますよ。これまでの3期とは違って、あまりカリキュラムがっちり決めずに、かなり雑談寄りの授業になりそうな予感がします。が、一応テーマは決まっていて、二〇世紀に起こった分断あるいは統合を、21世紀的視点から考察する。という感じ。映画は視覚情報と聴覚情報が分断されたまま生まれて、そのまま30年間喋らなかった。レコードは21世紀に入るまで、「映像」から切り離されたことによるファンタジーをキープすることが出来た、などなど。あらかじめ欠けていた目と耳の統合とは? たとえば、コンビニのおでんから、おでんの匂いだけを分断する(においはするが、おでん鍋がない。視覚と嗅覚の分断)。それによって生まれるファンタジーとは? 南北朝鮮を統合し、すかさず今度は東西に分断する。またはドイツをベルリンの壁によって、間違って南北に分断する。若乃花と貴乃花の兄弟喧嘩を、21世紀的に統合する。こういった授業になります。
モグリ奨励はありません。来たい人はあなたの思う慶応ボーイ&ガールのコスプレ(ex:紺ブレ)で精一杯偽装してくること。時間と教室場所も非公開にしますが、ヒント:西校舎。というところの昼さがりの模様。わたしもまだ行ったことがないのでわかりません。
いるみたいですね都内では。
「M/D」発売されました!
あと、紹介おくれましたが、ありがたい書評がこちらに
http://sankei.jp.msn.com/culture/books/080323/bks0803231000016-n1.htm
まだ読めますかね? この紹介の感じはすごい好きです。嬉しいな。
「M/D」見本出来てきました! 予想以上の分厚さでびびった。突貫工事だったにも関わらず、造本隅々まで丁寧に仕上がっていて思わず唸りました。3・29には全国の書店店頭に並ぶはずですので、まー、実際に手に取って驚いていただければと。棚にささっていてもこれは目立つなー。
めでたい。
そして情報ネット解禁しますが、4月7日売りの「新潮」2008年5月号に、『鏡の国のデューク・エリントン楽団』という原稿が掲載されます。
110枚ちょい。1941年のエリントン楽団のツアー・スケジュールに取材したハーフ・フィクションで、まあね、ゲテものですけど、よかったら読んでみてください。
その他、四月のスケジュールなど更新されております。なかなか濃厚であります。チェキ。
BAYとSOFTBANKのオープン戦を見にいったわけですが。
いかにもな乱打戦で、終った頃には脱水症状気味でした。
さて、今週金曜から新しい企画がはじまります。東海地方限定です。題して、
http://www.parlwr.net/2008/03/post_c674.html
第一回目 2008年3月21日(金) 「I Loves You , Porgy」
第二回目 2008年4月18日(金) 「White Christmas」
第三回目 2008年6月13日(金) 「Just One of Those Thing」
第四回目 2008年7月18日(金) 「My favorite Things」
☆20世紀はとにかく人間がミュージックに首ったけだった世紀でした。音楽の女神にこんなにカジュアルに、しかも毎朝毎晩、甘えまくって過ごした時代は歴史上はじめてだったんじゃないでしょうか? レコードっていう発明品を貢ぐことによって、もしかすると彼女の方も、少しはこちらを振り向いてくれている時間を長くしてくれたのかもしれません。
そんな二〇世紀の音楽の中で、もっとも多くの人々を熱狂させ、それを唄うことによって国民が自身の国をあらたにユナイトした、二〇世紀前半のアメリカン・ポピュラー・ミュージックの魅力と、そのポップ・ソングを「抽象化」することによって、さらなる音楽的領域を切り開いた「ジャズ」という音楽とについて、毎回ある作曲家のある一曲を取り上げる形で勉強していきたいと思います。第一回目はジョージ・ガーシュインの「I Loves You , Porgy」です。
ロシアからの移民の二世である、ユダヤ系アメリカ人が作った、アメリカ黒人の僻村を舞台にした、ヨーロッパ音楽の最高峰である「オペラ」――『ポーギーとベス』の中からの一曲です。多くのジャズメンに愛されたこの曲を、多くの音源を聴きながら、さまざまな角度で切ってみたいと思います。講義前に、大谷のサックス・ソロ・ミニライブもあります。よろしくお願い致します。
各回 19時より
入場料 予約1800円 当日2000円
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というわけで、今期の仕事はじめは、長年来のテーマに正面から取り組むものになります。
是非よろしく! サックス忘れないようにしないと・・・。