八月十一日(金)

夜mas練習。ハンドソニックは電源アダプタ故障→取り寄せの模様で、明日は使わないことにする。ユリイカ校正連絡を忘れていて電話。ユリイカ次号の「ワレ発見セリ」という小さなコラム欄に掲載されます。「詩と批評」ということで、以前某ミニコミ詩に載せた1998年のベイスターズ優勝についての詩を再録して貰った。満足である。

八月九日(水)

午後1時から京橋で『パビリオン山椒魚』(冨永昌敬監督、オダギリジョー、香椎由宇主演)の試写を見る。原稿書くことになったので改めて見直したのだが、やっぱり無茶苦茶おもしろい。一度見ただけでは判らなかった細部の関係が見えて良かった。その後、ホテル西洋銀座2Fのラウンジで編集のoさんと顔合わせ&企画会議。なかなかそのままでは難しいですねー、という感じか。まあじっくりやろう。さらにその後日比谷に移動してUA×菊地成孔コンサートへ。日比谷公会堂いい建物だなあ。音も素晴らしかった。出店でABCスタッフが来ていて、なんと『日本の電子音楽』も並べられてあった。終演後、帰り際に聞いてみると、なんと一冊お買い上げがあったそうで、思わずガッツ・ポーズをする。駅前でモツ焼食べて帰宅。

八月八日(火)

二日酔いで半日死亡。武満原稿、修正というか、最後に思い切って1パート追加して締める。風呂敷広げただけで随分指定文字数オーヴァーしてしまったが、結構面白い原稿になったと思う。『「現実、―ぼくの唇が火傷しないのがむしろ不思議というべきだろうか。」  ~  ミュジーク・コンクレートとシュルレアリスム 』というタイトルで、9月半ば発売の河出ムック本に掲載されます。よろしく。

八月七日(月)

午前中は図書館。今月用の資料をいろいろと。夜はk君、aちゃんたちと狸小路「豚の昧珍」で飲み会。店を出た後も川沿いに坐って、目の前を歩いて行く人たちをツマミにチューハイなど。楽しかった。ふらつきながら帰宅。

八月四日(金)

ひと月半くらい作業してた武満原稿もラスト・スパート。何時ものように紙幅が足りなくなるが、とりあえず一回送信してみる。テーマは面白いと思うんだけど。夜はクイーンズスクエアの中にあるというビアガーデンに行く。なかなかヨロシイが、やっぱ氷川丸とか山手ガーデンの方が性にあってるな。

八月三日(木)

朝起きてコラムを清書して送信。本日はwoolsライブなのだが、出番最後で逆リハ(セッティングをスムースにするために、最後に出るバンドが最初に音チェックするという慣習がライブ・ハウスにはあるのですよ)ってことで、2時に会場集合。ステージが狭くて大所帯&機材多いこのバンドでは大変だった。なんとかチェック後、空き時間を利用して渋谷で打ち合わせ。いろいろと面白くなりそうですが、9月10月大変だ……。8時から演奏。セッティングをソウル・バンド向きの派手目のものにしてみたのだが、やっぱちょっと僕にはあわないような気がする。早めに帰宅。

八月二日(水)

昼は原稿。20~23時、ムネカタバンドwoolsリハ。恵比寿のシュガーソウル・スタジオ。ここは広くていいですね。休憩中に、丁度やってたボクシング試合をスタジオの通路みたいなところで、違うバンドの人とかとも一緒に街頭TVのような感じで観戦。そこだ、空手チョップだ! とか言う。帰ったあと、調子が出て来たのでy誌のコラムをさーっと下書き。