公演中に

13日 stスポット入り15時。ドトールでベーグルチキンを買って昼食に。舞台制作を関心しながら傍観。役者さんたちはみな働き者だ。客席とバックヤードの隙間にカーテンを釣って音の場所を確保してもらう。夜は鳥炊き込み御飯弁当。

14日 st スポット14時。京急黄金町駅でけんちん蕎麦。初日無事開けて、会場でビールで乾杯。解散後、関内towserに一人で入ってウオッカ・マティーニとダイキリ。

15日 stスポット11時。横浜駅周辺は凄い人ごみである。昼食は西口外れの中華一でタンメン。ソワレで一箇所大失敗して真っ白になりました。まじビビった。傷心の体を引きずって階段を上り、狸小路の昧珍で焼酎をあおる。

16日 stスポット11時。きのうみなさん無事帰れたみたいで良かった。録音用のR-09を新たにセッティング。ヨドバシ・カメラで絵ねループを買ってみる。昼はダイヤモンド地下街の心晴寿司で白身セットなど摘む。公演無事終了! 機材を一旦家に持ち帰る途中、(星のうどんとどっちかで一瞬迷ったが)鈴一でコロッケ蕎麦。新宿に移動して打ち上げに合流し、まあ、帰れなくて朝までコース。あんまり詳しくないのですが、ゴールデン街などを案内しましたよ。朝一ヘロヘロで帰宅。さっき体重計ったら2kgくらい痩せてました。おつかれさまー。

リンクその他

貼り間違えました(笑)。いまだにネットよく分かってないが、面白いからこのままで。

前の下のアドレスは佐々木敦編集新雑誌「エクス・ポ」へのリンクです。

これは凄いよ。大谷は横浜を巡るエッセイ(となってますが、ホントは完全に小説です。ウソ800。めざせ『ぼくの昭和史』。第三の新人超リスペクト。)を寄稿してます。

で、中野さん予約その他詳細はこちらです。よろしく~。この画像が今日のSTね。st1.jpg

http://www.frankens.jp/

http://frankens.jugem.jp/

家族でお食事

夢うつつ。

明日から三日間STスポットで公演です。

ワイルダーの、アメリカでは良く上演される劇らしいのですが、当方演劇素人なのでまったく存じ上げなく、しかーし、「ある家族の90年の歴史を、クリスマス一晩だけの連続スナップで一幕45分で描く」というアイディアは無茶苦茶ツボでした。音楽で関わること出来て嬉しいです。短期間なりに、凝ったサウンド用意出来ましたので、是非ご来場お願いします。土曜日の夜とか、まだ席余裕あるみたいですよ。大谷は会場からずっと後ろの隅で張り突きでキーボードなどをタドタドしく弾いております。画像は本日のst舞台稽古など。タンタンさんの切りえがすごい。

http://unknownmix.exblog.jp/7045234

12月4~7日

ginza.jpg12/4 simライブ@三軒茶屋グレープフルーツムーン w/ traumerai 。リハで目立った大島大谷pc同期問題を非常に原始的なやりかたで調整して本番に臨む(結果、良かった)。一曲目「Blue Jay Way」、エフェクトのかかりがキツすぎて何唄ってるのかまったく不明だった模様・・・。

12/5 昼、「家族でお食事ゆめうつつ」用の曲を録音して中野さんに送る。元町の塩らーめん店「本丸亭」で本丸塩を食べて急いで渋谷行って明日のパーティ用のリハ。

12/6  昼、再びmix変えて曲を発送。夕方から銀座でパーティの余興仕事で演奏。本通に面したビルの14Fで、年にカードで1000万使う人たち相手の演奏だったが、特に問題なく終了。後半、フロアがガラガラだったので普段どうりガンガンやったった。シャンパン旨かったなー。新橋で軽く飲んで終電で帰宅。帰宅後、メール・ボックスをチェックするとかなり爆弾な連絡が・・・。いまのところどうしようもないので、無事進行することを祈って眠る。

12/7  新宿パークハイアット・ピークラウンジ→代々木八幡デザイン事務所と移動して打ち合わせ二件。「フランス革命」、表紙デザインまで行きました! この調子で無事進めば2008/1/28で配本できそうです。夜はpepe @オーチャード・ホール。

ダ・ヴィンチ1月号の「絶対読んでトクする20冊」というコーナーで、相川藍さんが「貧しい音楽」を取り上げてくださっています。ありがとうございました。お菓子のように(ぼくの場合は、お酒のように、の方が近いですが)、口に含むと甘い時間が流れるような文章をこれからも心がけます。もう一冊が前田司郎というのも嬉しい。

画像は、ブランド・ブティック・ビルが立ち並ぶ銀座の本通りを14Fから見下ろした図。

クリスマス・ソング

fumen.jpg

を作ってます。(↑画像)

12/14~16までstスポットで上演される

「家族でお食事夢うつつ」(原作 :T・ワイルダー / 誤意訳、演出:中野成樹)

http://www.frankens.jp/

の主題歌というか、劇中歌ですが、クリスマス・ソングなんて北米だけに限ってみてもおそろしい質量の集合的無意識(という言い方がもう矛盾なのだが)の蒸留の賜物で、参考に譜面集をピアノで弾いてみるとどの曲も70℃エリクシールみたいにコードが移るたびにサウンドが鼻に抜ける。創元推理文庫だったかな、「クリスマスの悲劇」みたいなタイトルの海外オムニバス短編小説集があって、いろいろ12/24の話がまとめてあったんだけど、いま探しても見つからない。まあ、しばらく作曲がんばってみます。

明日はsimありまs。

2007/12/4(火)traumerei presents 「Qualia #2」

三軒茶屋Grapefruit Moon
(http://www.grapefruit-moon.com/)

open / 19:00 start / 20:00 charge / ¥2000(drink別)

sound / traumerei ambivalent Quintet (http://00traumerei00.com/)
sim (http://silver.ap.teacup.com/-sim-/)
visual / msoha

tickets → info@00traumerei00.com

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毎度毎度いろんなことやりますが、sim明日も初ネタあります。大谷voiceフィーチャー&変則スコア・ユニゾン曲カヴァー有名曲とかやりますますます。

何度も書いてると思うけど、simの曲はもちろん全てリーダー大島から出てきて、我々はそれをリアライズしているだけなんだけど、やっぱり強く、それはバンドである。この感じは意外と色んな人のキーになるんじゃないかなと思うので、まあ、音楽に興味のない人も、美術館的な感じで見に来てくれると嬉しいです。GFMはご飯も美味しいいいハコなんで。

あと11/30、12/1

11・30に、我々のコマツさんのお誘いで、国こと狩生健志くんと二人でステージの司会業をやります。

ここに詳しく。

http://www.cinra.net/news/2007/11/21/171520.php

12・1はdjlp で千駄ヶ谷looplineに出演。

http://shzero.exblog.jp/6373809

最後にセッションでちょっと一曲だけサックスも吹きます。

12月の告知はまた改めて。

あ、あと、今月のサウンド&レコーディング・マガジンで、横川さんが『貧しい音楽』取り上げてくださってますね。横川さんありがとうございます。先日はどもでした!

ベクトルズ、ネット販売

bunfuri1.jpg

過日11/11に文学フリマで販売した「ベクトルズ」、HEADZのサイトで通販を始めるようです。

http://www.faderbyheadz.com/onlineshop/shop_index.html

ぼくは、身体表現サークルの常樂泰さんにお話を伺ってます。おもろいですよ。

文学フリマ、面白かったな。ブースを見て回っている余裕がなかったので、HEADZスタッフで売り子を手伝ってくれた三人に1000円ずつ渡して、「好きなものを買ってきなさい」ってやったら、全部で10何冊集まりました。ちゃんと読みましたよ。駅員への愛が爆発している松岡宮「駅員観察日記」、野田吉一(67歳)「1968年―ー省二の青春 むざんやな」、前回の文学フリマで出会って、今回のフリマまでのあいだに結婚と出産にまで至っている日比野真衣「文学フリマで出会いました」、「文学フリマのみなさんのおかげでした」などが面白かったです。

編集者Kさんから写真を貰ったので貼っておきます。

なんか、昔のライブ・イベントの写真みたい? そうそう、ECDの自伝「いるべき場所」、面白かったです。特に80年代話。

「貧しい」感想

急に寒くなりましたなー。

第一批評集『貧しい音楽』が出版されてから二ヶ月あまり過ぎまして、個人的な知り合いさま以外からも読んだよーという感想をぽつぽつ頂いて嬉しい限りです。ネット上ではどんなものかしらん?と時々yahooのblog検索で「貧しい音楽」サーチしてみるんですが、思ってた以上にエントリーがあって嬉しいやら恥ずかしいやら。それもみんな丁寧な文章ばかりで感動しております。

http://d.hatena.ne.jp/post-it/20071007

・ありがとうございます。もし『エスプレッソ』伝説みたいなものがあるんだったら、ぜひとも教えていただきたいものですなー。わたしゃ聞いたことないよ。

http://d.hatena.ne.jp/fdtwkb/20071008

・ありがとうございます。書店はYか、それともHか?

http://d.hatena.ne.jp/mat2004/20071026

・ありがとうございます。歌詞講義は賛否ある模様。

http://blog.livedoor.jp/atatadisk/archives/50780140.html

・ありがとうございます。おそまきながら読んだんですが、野崎六助氏の『北米探偵小説論』のベンヤミンに関する記述が泣けた。これはいい。

http://d.hatena.ne.jp/solar/20071108

・中俣先生。よろしくお読みいただき、感想お聞きしたく。『極西音楽論』なんつって。

http://d.hatena.ne.jp/nomrakenta/20071103/1194097158

・うおー。すごい面白い。ありがとうございます。

http://d.hatena.ne.jp/accidia/20071102

・いやもう、こんなに丁寧に読んでもらって感謝です。これからも是非とも「民衆的」でありたいものです。

http://d.hatena.ne.jp/nununununu/20071022

・戸塚君。nu3号はまだかね? 早く読みたいっす。

http://booklog.kinokuniya.co.jp/ohtake/archives/2007/10/post_10.html

・ありがとうございます。音楽ターム抜きでも読めるよ!ということだと嬉しいですな。

http://d.hatena.ne.jp/ohwaku/20071105

・これもガッチリとした読み込み。扱っている話題はホント身の回りにあるものだけなんですよ。「河岸」の感想もありがとうございます。

あと、「remix」Decemberに

http://www.bungeisha.co.jp/bookinfo/remix/article_270_35.jsp

一色こうきさんの書評が。鋭い指摘ありがとうございます。一言返信しておくならば、「音楽は音の表象として自律している」という立場に対するさまざまな角度からの疑問こそを、ぼくは「二重化された死の空間について」で書きたかったんですが。

そうそう。小沼純一先生からもintoxicate70で紹介いただきました。「何か、カッコいいんだよ。」とのことでー、素直に受け取っていいんでしょうかー、ありがとうございます!

12月売りのダ・ヴィンチにも少し紹介いただけるようで楽しみです。

では、『フランス革命』のまとめと、djlp新作制作作業に戻ります。来月はひさびさにsimもあるよ。

summit & 文学フリマ

もう11月かー。今年の酉の市は二の酉までしかないけど、週末に当たっているので、東京方面から遊びに来たい人は連絡ください(私信)。

今月はライブ少な目で、今週末のコレ↓で終わりです。大島輝之マンスリー企画もそろそろラストで、大体半分くらいは見に行けた(あるいは出てた)んだけど、毎回オモシロい人を集めてて、内容はほんと素晴らしいんだけど、こういうのを一介のミュージシャンがキュレイトしないといけない、ミュージシャンじゃないとやらない、っていうのは、やはりどうかと思う。制作側の人間、批評側の人間はどこで何やってるのか? 自分でいい音楽見つける気は全くないのかね。

HB、ジマツブ、どちらもカリっと硬質かつ広がりのある高性能アンサンブル・グループで、同時に見られるのはかなりのことですぞ。大谷大島はデュオで大島の曲をやりまーす。

summit2007 vol.11
11/9金
渋谷公園通りクラシックス
http://www.radio-zipangu.com/koendori/

前売り2000円,当日2500円
19:00open 19:30start

前売り予約は日時、お名前、人数を明記の上[summit2007@hotmail.co.jp]まで!

●Jimanica×Amutsub
2005年11月にアルバム”Entomophonic”で鮮烈なデビューを飾ったドラマーJimanica。その後の活躍は目覚ましく、不破大輔(渋さ知らズ)、ダモ鈴木、勝井祐二、芳垣安洋(ROVO)、中村達也、福岡ユタカ、ホッピー神山など、錚々たるメンツとの共演、対バンを経る。昨年からは同じくドラマーのItoken、ビジュアルアーティストYmgと共にユニットd.v.dを結成。金沢21世紀美術館や森美術館、韓国、ヨーロッパのメディアアート系フェスティバルなどでの公演実施/予定等、クラブシーンのみならず現代美術の方面でも注目を集めている。
そうした活動の中で出会ったトラックメイカーAmetsubは、昨年PROGRESSIVE FOrMよりアルバム” Linear Cryptics “をリリース。暗く美しい独自の世界観を持ち、まるで情景を描写する様な楽曲は多くのファンの支持を得、Nick Luscombe、Jay Haze、Christopher Willits、Team Doyobi、DJ TASAKA、Luomo aka Vladislav Delayなど国内外の先鋭的なアーティストと共演してきた。
そんな二人が今回Jimanica×Ametsub(ジマニカ×アメツブ)というユニットを結成し、07年8月29日に2人のセッションを記録したスペシャルアルバム”Surge”(mao DDCM-5021)を発売。
9月9日に行われた代官山UNITでのデビューライブ(共演はクラムボン、toe、PARA)で早くも高い評価を得るなど、Jimanicaの激しく表情豊かなドラミングと Ametsubの繊細なトラック、そしてリアルタイムのドラムエフェクトが織りなすライブはインドア/アウトドアを問わずリスナーの心をわしづかみにする。

Jimanica official site
www.jimanica.com

Ametsub ofiicial site
www.drizzlecat.org

●HB
maki999を中心に2004年12月に結成された女性ミュージシャンユニット。 異なる フィールドで活躍するミュージシャンが集まり、2005年には フジロックフェスティバルに出演。 その後、ゲストやサポートを迎えながらたびたび編成を変え、maki999(drums &glocken)、muupy(percussion& didjeridoo)、tucchie(bass)の3人編成に至る。

サウンドの核となっているのは、ドラムとパーカッションによって構成される 緻密なポリリズム。そこにベースやグロッケンのループをアナログに積み重ね、 独特のグラデーションを作り出している。偶然の瞬間が連続するスリリングな 展開のライブはクラブシーンでも定評があり、テクノやエレクトロニカ、ダブの手法等を取り入れながら、独自の音楽を追求している。

●Sun Project(大島輝之+大谷能生)

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もういっちょ、週末にイベントあります。

『大谷能生のフランス革命』(以文社、二〇〇七年十二月or二〇〇八年一月刊行予定)、および『マイルス・デイヴィス研究(仮)』(エスクワァイア・ブックス、二〇〇八年一月刊行予定)という二冊の近刊も大詰めなのですが、ここで新たにもう一冊! 誰にも頼まれてないのに書き下ろしの批評誌を作りました。佐々木敦さんと木村覚さんと一緒で、タイトルは『ベクトルズ』。以下、佐々木さんのblogから↓

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「ベクトルズ」は「オーラル・クリティック・マガジン」です。すなわち「話す=批評」の実践的試みを多角的に追求してゆこうとするものです。そのコンセプトに従って、創刊号は僕ら3人の鼎談、順列組合せによる3つの対談、そしてゲスト・インタビューイを招いた3つのインタビューによって構成されています。
当初は少部数を印刷する予定でしたが、あまりにも内容が膨らみ過ぎた為、PDFファイルをたっぷり詰め込んだCDRという形で発行することにしました。CDRといっても盤面印刷を施し、ちゃんとプロの業者にディスク・コピーを依頼したものです。

「ベクトルズ第1号」のCDRには、以下のデータ・ファイルが収録されています。

PDFファイル(Adobe Readerが必要です)
●「ベクトルズは何をするのか」大谷能生+木村覚+佐々木敦
●「明滅する記憶・物語・役割をめぐって」木村覚×大谷能生
●「物語の力、形式の魅力」大谷能生×佐々木敦
●「身体・原理・政治」佐々木敦×木村覚
●「『しんぱい少年』をめぐる、いくつかのやりとり」常樂泰(身体表現サークル)×大谷能生
●「プレイ×プレイ」d.v.d×木村覚
●「《写真機械》としての人間」ホンマタカシ×佐々木敦
●プロフィール&あとがき

AUDIOファイル(MP3形式)
「ベクトルズは何をするのか」音声版その1
「ベクトルズは何をするのか」音声版その2
「ベクトルズは何をするのか」音声版その3

+オマケ

記念すべき「ベクトルズ」のプロローグでもある3時間に及ぶ三者鼎談をはじめ、すべてが超ロング対談、超ロング・インタビュー。PDFで270ページ、総文字数20万字という圧倒的ヴォリュームの一枚です。はっきり言って、これで定価1000円は安いのではないかと。

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大谷×常樂(身体表現サークル)だけ、実は「オーラル」ではなく、メールでのインタビューから構成されているものになっております。原稿量がとにかく膨大で、まー、1000円だったら買いでしょう! と言っておきます。

んで、これをどこで売るか、というと、なんと、同人誌即売会で売るのですよ。11・11(ポッキーの日)に秋葉原である「文学フリマ」にHEADZ名義で出店します。

http://bunfree.net/index2.html

ワタクシも売り子として朝から店番やりますよ。エスプレとかも持ってこうかな。しかし、この年になって同人誌作って即売会に出ることになるとはさすがに思っていませんでした。サイトにある参加サークルの見出しを読んどるんですが、まったく現在接点がない世界のようなのでワクワクしております。コスプレとかしようかな。袴はいて、「長谷川辰之助です。」とか。